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福岡国際マラソン 2020 生放送生中継テレビ放送 @大会ハッシュタグ「#福岡国際マラソン

東京オリンピック（五輪）男子マラソン代表の服部勇馬（27＝トヨタ自動車）が右足ふくらはぎ痛のため福岡国際マラソン（6日）を欠場することになったと、大会事務局が3日に発表した。

服部は「応援を心待ちにしてくださっていたファンの皆様には、本当に申し訳ない気持ちです。今回、マラソンのスタートラインに立つ難しさを改めて感じています。この経験がこれからの私を成長させてくれる糧になると信じて、新たな目標に向かって前進していきます」とコメントした。

関係者によると、先月28日の練習中に違和感が出た。治療を施し、経過を観察していたが、無理はしない決断に至った。2日夜に欠場届を出したという。

服部は昨年9月のマラソン・グランドチャンピオンシップ（MGC）で2位となり、東京五輪代表に内定。今年9月の全日本実業団対抗選手権では1万メートルで27分47秒55の自己ベストをマークしていた。練習でも好調を維持し、18年の福岡国際で出した2時間7分27秒を上回る好記録も期待されていた。

今度の福岡国際は、MGC以来のマラソン出場となる予定だった。
【12月6日(日)】福岡国際マラソンの日程・放送予定：川内優輝、福田穣ら出場

福岡国際マラソン（6日、平和台陸上競技場発着）に出場する有力選手が4日、福岡市内のホテルで記者会見し、不振にあえぐ川内優輝（33＝あいおいニッセイ同和損保）が「ここ数年、福岡では厳しい状況が続くが表彰台とサブテン（2時間10分以内）を狙いたい」と復活を誓った。

　11月の1万メートル記録会で30分17秒16を出し「最悪を上回る最悪」という状態から2週間。実業団との合同練習で調整してきたといい「最後は完璧な水準だった」と自信を見せた。

　今年3月以来、9カ月ぶりの42・195キロ。もがきながらも走りを止めない33歳は「（コロナ禍で）公道レースを走りたい気持ちがより強くなった。レースを盛り上げ、感染者を出すことなく大会を成功さたい」と熱く語っていた

今度の福岡国際は、MGC以来のマラソン出場となる予定だった第74回福岡国際マラソン選手権大会が12月6日、福岡県福岡市（平和台陸上競技場・大濠公園～福岡市西南部周回～香椎折り返し）で開催される。Tokyo 2020（東京五輪）内定の服部勇馬は欠場となったが、川内優輝や福田穣らが出場。ここでは放送予定、注目選手などを紹介する。

■日程
2020年12月6日（日）12:10スタート

■放送予定
【地上波】テレビ朝日系列 12:00～

■福岡国際マラソンについて
戦後間もない1947年に第1回大会が開催された福岡国際マラソン。過去には、日本陸上競技連盟（JAAF）マラソン強化戦略プロジェクトリーダーの瀬古利彦氏が3連覇を含む4度の優勝をしたほか、オリンピック2大会連続入賞（ソウル、バルセロナ）の中山竹通氏が2度優勝している。2017年に東京五輪内定の大迫傑が2時間7分19秒を記録したほか、2018年には同じく代表内定の服部勇馬が優勝。ワールドアスレティックス（世界陸連）は2020年10月、福岡国際マラソンを世界陸上遺産に認定している。